芦沢啓治建築設計事務所は
建築、インテリア、家具、
照明、プロダクトのデザインを行い
空間をトータルで
デザインできる事務所です。
2005年に芦沢啓治によって設立された芦沢啓治建築設計事務所。東京の台東区にオフィスを構え、多様なバックグラウンドを持つ19人の建築家、インテリアデザイナーと3人のプロダクトデザイナー、そして1人のアートディレクターによって組織されている。「正直なデザイン/Honest Design」をモットーとし、現場や素材に根差す「クラフト」を重視するアプローチで、建築、インテリア、家具、空間をトータルにデザインできる事務所として知られている。芦沢啓治建築設計事務所が定義する設計スキルは、ランドスケープデザイン、インテリアデザイン、家具デザイン、ブランディングも含まれる。建築を超える多様なサービスを設計するスキルを持つからこそ、統一感のあるきめの細かい空間デザインを生み出すことができる。結果、世界中で様々なプロジェクトを成功に導いてきた。建築においては、中国、ベトナム、US、フィリピンなど海外から、日本では東京を中心に東北から九州まで、多様なプロジェクトを推進。また、家具やプロダクトにおいて、海外ではヨーロッパ、アジアのメーカーと。日本においては国内主要メーカーとのプロジェクトを推進している。
最近のプロジェクトとしては、東京・歌舞伎町の一角をなすホテルの45階から 47階における最高級の5部屋と3つのレストラン、バー、スパを含む複合施設が挙げられる。また、同じく東京・富ヶ谷に新しく誕生したトランクホテルの建築、インテリア、FFE も手掛けている。そのほかにも、東北大震災の復興ボランティアから始まった「石巻工房」の家具プロジェクトを10年を超えて推進。新しい石巻を象徴する拠点「石巻ホームベース」の立ち上げや、地方創生の思想が世界各国へと伝播した「メイドインローカル」への展開など、さらなるステージへの飛躍を果たしている。
芦沢啓治建築設計事務所が「正直なデザイン/Honest Design」を実践するうえで、異業種との協働が欠かせない。国内外のブランディングプロジェクトにおいては、ローカルアーキテクトや海外の設計事務所と協働している。たとえばオーストラリアのピータースタッチベリーとの住宅プロジェクト、あるいはスイスのアトリエオイとのインテリアや展示会のプロジェクトなどが挙げられる。そして、ここ数年はデンマークのノームアーキテクツといくつかのインテリアプロジェクトを協働するほか、カリモクケーススタディーという家具のプロジェクトを推進している。
建築という領域にとどまらない芦沢啓治建築設計事務所のデザインは、「Design Anthology Award 2021」の「Vanquard Vanguard」カテゴリーでアジアの建築家3チームのファイナリストに選出されるなど評価されている。
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