石巻工房

石巻工房はデザインの力で
DIYの可能性を広げる
家具ブランド。

「地域のものづくりの場」として2011年に誕生しました。東日本大震災を背景に、復旧・復興のために使える場としてスタート。

芦沢がファウンダーであり、現在も代表取締役でもある石巻工房は、「地域のものづくりの場」として2011年に誕生した。震災前から付き合いのあるクライアントであり友人のレストラン自宅の復興のため石巻に通うこととなり、現地のリサーチから、復旧・復興のために使える場としてスタートしている。
 
友人や知人のボランティアの力を得て、DIYの支援活動を行うほか、施設の復旧や改修を実施。初期の活動のハイライトは、屋外映画上映会のために地元の高校生と協働し、40台を超えるベンチを生み出したことである。同年にはハーマンミラーが、被災地支援プログラムを通じて石巻工房に協力。被災者とともに家具づくりのワークショップを開催し、家具を提供した。アイデアやスキルを習得できるデザインワークショップは、現在でも継続して行っている。
 
その後、実力ある日本国内外のデザイナーと石巻のスタッフは、魅力ある製品を製作しラインナップし、販売を始めることで自立運営を始める。現在も石巻工房ブランドとして石巻に工房と、東京にショールームを持ち、世界10ヵ国を超える地域にメイドインローカルのパートナーをもつ。石巻工房の家具デザインの特徴は、既成材料を使い、シンプルなカットとビスによって容易に組み上げることができるようにデザインしていることである。