HIROSAKI KNIFE BOX

2011

青森県弘前の刃物は、約1000 年の歴史がある。桐の木によってつくられた弘前の刃物のためのケースは、その歴史と美しいナイフを表現するものであり、鋼を湿気やエッジの破損から守る。スライドのためのレールとジョイントには、弘前でリサイクルを推奨しているリンゴの木を使用した。このプロジェクトは、雑誌「Wallpaper*」からの依頼により、「Wallpaper handmade 2011」における展示品として、弘前のナイフのためのコンテナをつくってほしいという話からスタートした。