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健太郎君の結婚式

6年目のスタッフである山口健太郎君がこの度めでたく結婚した。北海道のトマムで行われた結婚式だが、私の家族そして全てのスタッフが参列、そして披露宴に出席させてもらった。とても心温まる素晴らしい結婚式だった。また新郎の上司ということではじめて主賓の挨拶などというものもした。(上手にはできなかったけれど。。)挨拶を考えながら彼が事務所にきたときのことを思い出した。決して人が必要な時期ではなかったが、給料はいらないとメールに書いてあり思わず雇ってしまった。(弊社の名誉のために言うがすぐに給料は払った。)とにかく潜り込んでしまえばあとは能力を発揮してもらうだけだ。彼の模型能力にすっかり魅了されて今や6年目である。模型のみならず彼独特の飲み込みの早さやデッサン力、そして最近ではデザインも信頼できるようになってきた。もうどこの事務所に送りこまれても重宝されることと思う。ところが、あと数年後には、いや1ー2年かもしれないが、おそらく彼は事務所にはいないだろう。それが設計事務所の宿命なのだ。それでも僕らはともに過ごした濃密な時間がある。数年間、家族よりも長い時間を過ごしてきたわけだ。血はつながっていないが、家族みたいなものだ。つまり、「独立するから辞めたい」というだろう。当然のことだ。僕も早く自立したかった。家族のようなものだから、いつでも帰ってくればいいと、彼を送り出すつもりだ。ブンデスリーガ-ドルトムントの監督クロップが日本代表の香川をイギリスに送り出したように。うまくいかなかったらまた手伝ってくれー!といいながら。

アトリエオイ & フレンズトーク

(追記しました。9/1)
アトリエオイの3人が日本にくる。個々のメンバーはちょくちょく日本にきている。とくにパトリックは昨年も日本に滞在しちいさな講演会を開いてもらった。なんと今回は3人くる。熱心な生徒としては、つねに大歓迎だし、彼らの面白さを勝手に広げたいと心から思っている。

アトリエオイのユニークさはなんといっても仕事のスタイルである。彼らがつくる、プロダクト、家具、インスタレーション、建築はちいさなアイデアから生まれていることが多い。そのアイデアは彼らがが数年にわたって研究している成果であったりすることもある。そのために大きな材料倉庫を地下にもち、本格的なワークショップを事務所に備えている。撮影スタジオも本格的だ。スタッフの一人は新しい材料や工法を研究、そしてオイのメンバーに伝えてるために働いている。彼らのオフィスは、アメリカ式のモーテルを改修したものだが、オフィススペースに併設して実験結果のようなプロトタイプが並んでいる。実に壮観である。
ひとつわかりやすい例といて、一本のひもの研究は、インスタレーションから、椅子、テーブル、照明、インテリアの数々に応用されており、どれも大変ユニークで興味深い。照明や家具はB&BやFoscalini といった一流メーカーから商品化され、インテリアにおいては多くの
スイスブランドのインテリアへと組み込まれている。

少々長い前段であったが、ここからが本題。折角の3人の来日である。アトリエオイのちいさな講演会を開くべきということでお話していたら、逆にオイのパトリックからお互いに知り合う必要があると提案された。フランクにそうした会をするべきだと。彼らのオープンマインドなデザインはそのまま人柄そのものでもある。今後日本との関係がより深くなるプロジェクトをいくつか抱えていることもあり、コラボレーターを探したいということもあるだろう。いや純粋に日本のデザイナーやアーキテクトに興味があるということだと思う。オイを結成するまえに、日本の設計事務所に就職しようとすら思ったという話を聞いたことがあるから、彼らの日本に対する興味は本物である。

よって、こんな会にしてみようと思う。まず彼らの話しをよく聞く。
次に彼らとすでにコラボレーターであるスプレッドや私がそれを引継ぐ。主に仕事の仕方、考え方を中心に話しをしてみたいと思う。今月半ばスイスにワークショップにいくというTorafuの鈴野さんが引き継ぐ。Torafuは、アトリエオイのように大変仕事をの幅が広くおそらくワークスタイルも近しいところにあると思う。仕事の仕方、考え方を中心にちいさなディスカッションをしたのち、ビールを飲み、枝豆を食べながらできる限り多くの人にオイのチームを個人的に紹介していきたいと思う。今後スイスと日本で何かが起きるとすれば、おそらくこうしたフランクな会から生まれるんじゃないかなと思う。

追記
(毎度ながらぎりぎりの告知で恐縮ですが、
プレゼンテーションのルールを決まりました。チーム15分で、仕事場の紹介と、クライアント無のプロジェクトを含めたスライドにしようということになりました。スライドは20枚です。さらに仕事場、仕事の仕方がいかに自分たちの仕事がいかにつながっているのかを中心にお話していければと思っています。)

以下詳細
申し込みは、こちらへ。

芦沢事務所 平山
hirayama@keijidesign.com

Talk shows

Atelier oï
http://www.atelier-oi.ch/

Keiji Ashizawa Design
https://www.keijidesign.com/cms/

SPREAD
http://www.spread-web.jp/

Torafu Architects
http://torafu.com/

場所: (株式会社ディー・サインさんに場所を御借りさせていただきました。)
kyobashi TORSO
〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-11 京橋サウス2階
http://www.design-inc.co.jp/access/index.html

時間:
9月4日
18時半より開始
懇親会 8時より
協賛:コエドビール
http://www.coedobrewery.com/

それではどうぞよろしくおねがいします。

English Version,

I am happy to annouce to have a great to party and invite you.
Atelier oï,co-founder will visit tokyo early next month and we will
have a presentation party with their friends in Tokyo.

Hope to see you there.

Talk shows

Atelier oï
http://www.atelier-oi.ch/

Keiji Ashizawa Design
https://www.keijidesign.com/cms/

Spread
http://www.spread-web.jp/

Torafu Architects
http://torafu.com/

Place:
kyobashi TORSO
http://www.design-inc.co.jp/access/index.html

Time:
4th September 2014
Presentation Start from 6:30-
Party start 8:00-9:00
http://www.coedobrewery.com/

ラジオスターの悲劇

3時間を切るフライトは、映画を2本みることができない。だから本が読めたり、仕事したり、音楽を聞いたり、案外そんな時間が嫌いじゃない。音楽のチャンネルを回すと
「ラジオスターの悲劇」についてDJが説明している。
なんと皮肉で痛快な話だろう。バグルスの「ラジオスターの悲劇」は81年8月MTVで最初に放送されたミュージックビデオだそうだ。映像時代に置いてかれていく過去のアーティストを歌った曲が、である。

そしてこの曲を聞いていつも思うことはラジオスターは今もラジオスターだということ。

本も雑誌もなくならない。インターネットのクソ記事もなくならいように、良質な物は残り続ける。

きっと電気をほとんど熱に変える電球も、ガラス張りの家も、エネルギーを撒き散らすスポーツカーもなくならない。(やっぱりなくなるかもしれない。)

ただ一つなくなったかもと思うことがある。

ポケットにローカルもインターナショナルも入ったこの時代において、旅先で絵ハガキを書く小さな幸せは、僕からなくなったかもしれない。そう思うとあの時間が急に懐かしくなった。

教えられること

実は今年から武蔵美で非常勤講師を始めた。これが簡単ではない。毎週同じ時間必ず行く場所があるということの大変さを久しぶりに思い出した。それはさておき、幾つか感想を。結果として実は驚いた。大学2年生の力にだ。80人近い学生がいるのだが内数人は大変力がある。僕らの時代よりもはるかに出来る。情報にアクセスしやすいこともあると思う。それは模倣だという批判もあるかもしれないが、建築学生が必ず通る道のようなものだ。であるならば、あの力の入った模型たちはどう説明すればよいのだろう。コンクリートや木で出来た模型たち、ジェッソで塗り固められたマニアックな模型や、畳の大きさほどの模型。実は最初は徒労感を感じていた。まるで吸音室で喋るように吸い込まれる自分の言葉にどうしたものかと。

途中で気がついたことは、当たり前だがスタッフと学生とは接し方を変えないといけなかったということだ。当たり前のようだが、気がついたのは通い始めて数回目くらいだった。クライアントがいるわけではない。会社の名前を出すわけでもない。20歳の学生は建築を設計よりも前に図面というものと格闘し、模型作りに翻弄される本当にフレッシュマンなのだ。

そこでぐっと時計の針を20年前に戻し考えてみた。この時期に建築学生がするべきこと、そんなことがあるんだろうかと考えた。

1:気に入ったペンを見つけること。
2:スケッチブックを持ちメモやスケッチをする習慣を身につけること。
3:物の反対側を覗くこと。ベンチや椅子の裏側をのぞき、いかにして構造が成り立っているか考えること。
4:物の形の理由を考えること。
5:旅行していい建築を見ること。

よくよく見ると
今の僕にも大事なことだった。

上半期雑感

あっというまに今年も半分が終わってしまった。日々何かはしているわけだが、半年で何かを成し遂げたかといえば心許ない。とはいえ様々なことが同時進行で進み、終わり、始まっている。仕事という意味ではコントロールできる範囲で忙しくさせてもらってるからいい状況と言えるのだと思うが、何を半年でやったのか?といわれると、「動いた考えた」としか答えられない。
あるいは何か新しいことやりましたか?という問いにも上手く答えられない。おそらくやってないと答えてしまうだろう。何か全く新しいことをするべき、生み出さないといけないという過剰な圧力は本来モノづくりの世界では必ずしも良しとはされない部分もあるだろう。少なくとも建築はそうであってもらい。長く公共にさらされるものだし、維持管理が必要とするものだからだ。とはいえその圧力は微妙に建築設計者は感じていると思う。建築はスマートフォンではない。急に性能が上がったり、住まい方が変わったりはしないから新しいという安易な言葉には流されたくはないものだ。メディアに流れる新しいものを見よう見まねで新しさを表現することほど薄っぺらなことはない。新しければいいという過剰な風潮は実際どの世界でも決して歓迎される思考ではないはずだが、展示会やスマートフォン、デスクトップという場においては瞬間的で即物的な判断に委ねられるゆえその圧力があまねく業界に蔓延しているようにみえる。当然アンチもあるわけで、それはそれで上手く機能している。マジョリティではないけれど。

新しさという言葉を警戒すると同時に、何か新しいもの作りたい、考えたいと思うのは、物を作る人間にとってこれはこれで自然の流れでもあって、警戒中の僕ですらいつも求めていることだ。新しいものは常に古いものの上にのっかている。革新には歴史が必要だ。あるいは大事に育て守られ、時に異端が生まれることで大きく成長してきた文化が必要だ。最近自分が関わった建築や家具を眺めながら、いかに自分が多くの素晴らしいメンターから学んできたかを実感している。正しく未来に向けて繋がっているかは定かではないが、メンターから影響は明白である。もはや模倣と呼ばれても仕方がないほどに。もちろん彼らにもメンターがいる。時に彼らのメンターからの影響を感じたりすることがある。それは亡くなったじいちゃんに会っちゃったような不思議な気分だが、小さく感動もする。残念ながら僕が彼らにとっての正統的な後継者とはまだまだ全くもって言えない。少なくともそれは僕が決めることではない。

話をぐーーんと前にもどす。
どうしてこんなまどろっこしい話をするかというと、最近家具を一つ作った。これがここ数年考え続けておるデティールの延長かつ、ここのところ作っている家具のいいとこ取りみたいな家具なのだ。よくは覚えてないがウルトラマンタロウの最強の怪獣、タイラントのような寄せ集め家具なのだ。これを新しいとは僕は言えない。寄せ集めたいと思って作ったわけでもない。思考の延長線を素直に結んで作っただけである。タイラントは残念ながら寄せ集め怪獣にしか見えなかった。イカルスやゼットンのようなオーラを放つ怪獣に少なくとも僕の中ではなっていない。

タイラントか、はたまたさらにその先へ補助線を伸ばしていけるデザインになったのか。その判断にここのところ1年ほどかかっている。

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Architect

毎年恒例となりつつあるミラノ行脚も終わり、今回は小さな展示とミーティングがメインだったけれど、思いのほか実りある出張だった。来年のためのミーティングや、工房の代表としてデザイナーとのコミニケーションもとれたし、様々な刺激的な展示も見れた。週末は建築の見学できたりとちょっとし学生気分だったけれど、やはり名作建築からのメッセージは刺激になる。何と言っても名建築にはアーキテクトの存在が際立っている。デティール、素材、プロポーション、光、照明、そして細かい色にいたるまでアーキテクトの決断が際立っていた。それらがハーモニーのごとく見事調和しておりやはり建築とは、このことを言うのだと思い直した。同時に自分を磨くことの必要性を強く感じてしまったわけだが。。。いくつか見た名建築から一様にそうしたことを思ったけれど、実は昨年も見たカステルベッキオミュージアムからは去年以上にどーんと衝撃を受けた。学生のころからのファンで、図面と写真何度となく見てきたけど実物ではまるで彼が隣にいて話しかけてくるようである。

やはり彼はすごい。そのバランス、つながり、デティール、色の見え方全て計算されている。
同時に尋常じゃないくらい長い設計期間彼を支え信頼しつづけたパトロンたちの存在もすごい。

何がともあれ、写真を。。オタクな写真ばかりで恐縮です。

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steps

House in Tokyo,There are 3story,1basement and Rooftop.
There are 4 steps in this house.
Steps are really important in these situation house.

Obuviaulsy Client use them everyday and it’s nice to show them for space saving as well.
We spend time to design them like furniture or product design project.

House in Tokyo,
There are 3story,1basement and Rooftop.
Then we need 4 steps in this house.

Steps are really important in these situation house.

Obviously Client use them everyday and it’s nice to show them for space saving as well.We spend time to design them like furniture or product design project.

新築工事。
3階建+地下室と屋上。
4つの階段が必要になります。

都心の家において、空間を有効に扱わざるえないことは当然であって、
かつ優雅に移動してもらうべく階段は手間暇かけて設計します。
それこそなんどもプロトタイプをつくる必要のある家具やプロダクトのように
時間をかけてなんども検討を繰り返します。

結果空間に与える影響は大変大きなものです。
決して好みの階段があるわけではありませんが、
そのつど空間をあわせて微調整を繰り返し、構造家とのすり合わせをへて
ユニークな階段ができあがります。

石巻工房 株式会社化 / Forming of ‘Ishinomaki Laboratory Inc.’

石巻工房が会社化となった。
Forming of ‘Ishinomaki Laboratory Inc.’

規定路線ではあったけれど、実際会社化するには様々なハードルがあって、
その労力の多くはサポーターの皆様にお世話になった。
まずはこの場を借りて深く感謝をしたい。

地元の期待も大きい。恩返しや未来の希望のためにも、絶対に成功させないといけない会社、それが石巻工房である。
しかしながら、技術的なハードルはサポーターの皆さんで乗り越えたとしても、営業的な面はこちらで乗り越えるべき壁である。つまり経営的に
安定して販売していくこと、工房をつかってもらうこと。これはなかなか大変だ。これはどうやって売るかという話ではあるけれど、
どうやって石巻工房の魅力をしってもらうかということなのだろうと思う。
いかに工房の家具をしってもらうか、つかってもらうか、そして買ってもらうか。これを石巻工房のチームとともに
考えていきたい。

以下、会社化のあいさつ。

まずは英語から。

Ishinomaki Laboratory was established as a volunteer workshop following the Great East Japan Earthquake which devastated the town of Ishinomaki, in Miyagi Prefecture. In order to continue furthering reconstruction aid and meet new challenges, we have now formed ‘Ishinomaki Laboratory Inc.’

In the beginning, Ishinomaki Laboratory was a tiny workshop providing technical assistance and a space for locals to build things. Now, owing largely to the contribution of the people who have long supported us and purchased our products, and together with the spirit of DIY, we have been able to develop into a furniture maker with the potential to add a fresh dimension to the current direction of furniture design and influence trends in the international market.

As the world’s first DIY furniture label, we continue to consider and create the future of products which consumers can develop by themselves, something that traditional products cannot provide. We believe that we can propose a new lifestyle, through products which embody hints for survival in difficult situations, the incentive of making things with one’s hands, and the spirit of DIY.

We hope that you will follow us and share in our future endeavors as Ishinomaki Laboratory Inc.

Keiji Ashizawa / Takhiro Chiba

謹啓 早春の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
日頃より格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます

さて 東日本大震災後 彼の地 宮城県石巻市で小さな産業として立ち上がりました石巻工房ですが
このたび さらなる飛躍と未来への発展 また広義での震災復興を見据えるため
石巻工房は「株式会社石巻工房」と変更することとなりました

当初は小さな修繕を行えるような市民工房という発想から生まれた石巻工房ですが
皆様方のひとかたならぬご協力により DIYにまつわる既存の価値観をデザインという切り口を通し
新しいトレンドを発信できるまでに成長を遂げ 世界初のDIYメーカーになりうる可能性を見いだしました

従来のパッケージ化された製品ではなしえない お客様自身が育てる家具のあり方
工房の製品から広がるものづくりの発想 ひいては厳しい状況下におけるサバイバルのヒントなどを織りまぜた
これまでになかったライフスタイルの提案を発信していく所存です

法人化に伴い 企業としてのさらなる社会的責任が伴うことになりますが
今後も広く皆様のご支援とご鞭撻を賜り
工房が向かう先の未来を見守っていただければ幸いに存じます

謹白

平成26年3月吉日
株式会社石巻工房
代表取締役 千葉隆博  代表取締役 芦沢啓治

IKEA PS 2014 発表

Ikea ps collectionにて家具を二つ発表する。世界ではもう発表済み。発売は4月1日。日本でもそれに準じて発表、発売されること思う。
まさかikeaの仕事をすると思っていなかった2010年。あまりにもフレンドリーなメールが届き困惑。宛名が僕の名前じゃなかったら単なる営業メールにくらいにしか思わなかったはずだ。実際しばらくはikea family 会員へのインターナショナルなメールが届いたものだと思っていた。しかしながら拙い英語を駆使して読み込むと一度スウェーデンにきて欲しいと書いてあるではないか。結果2回、ワークショップのためにイケアの本社へと行くことになった。ワークショップは本当に素晴らしい経験で、これこそがワークショップだなーと思うことも多かった。そして少なからず2回のワークショップの合間に震災が入ったことはデザインに大きな影響を与えていると思う。東京の立川、宮城県仙台にも新たにできるイケア。日本でも大きな影響を持ち始めているイケアだが、設計者やデザイナーには拒否反応を示す人も多い。大きなものに対する初期衝動ということもあるだろう。少なからず僕がイケアという大きな会社の内側をみた感じにおいては正しい理念をもったグローバルカンパニーということだ。詳しいことは直接聞いてほしい:)
今回のps コレクションについては追って追加のテキストを書きたいと思う。

PS collection – on dezeen
PS collection Press Release

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I like to design steps very much.

とにかく昔から階段をデザインすることが好きで、まあ時間はかかるんだけれど好きだから仕方がない。建築においては階段とは。。なんて語りだしちゃうとありきたりのことしか思いつかないから割愛。我々の場合その空間における正しい家具をデザインしている気分に近い。もちろん動線や機能が最優先であることは確かなんだけれど、これから家に置かれるであろう家具や作りつけの家具との関係、照明との関係も重要だと考えている。

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