去年の仕事-家具、照明編
何かを書きたいと思いつつも、どうもそんな気分になれなかった。
一つは旅行のあとの反動として、いまいち感動がうすれてしまうのと、書こうと思ったときについ雑念がよぎるからだ。
ひとつの大きな原因としてなにしろ寒い。家もオフィスも。こればっかりは、春を待つしかない。だからといって仕事を怠ってはいけないし、前にもいったように頭はきりりとするからむしろいい。これはやせ我慢。。
さて、というわけで去年の家具の仕事をまとめてみた。
まずは、
Pipeknot
ミラノのサテリテで発表して、今年のプロトタイプ展ですこしディベロップ。一つは商品化が決定して、もう一つは検討中。
photo:Takumi Ota
SLYBOX
丹青社の新人教育プログラムのため作ったshelf。2年前はdrawer shelf。僕のSHELF研究。今年もやる予定。どんなshelfにするか考え中。ニューヨークのsurface magazineの今年の棚30選。wallpaperにて、次号。
photo:Yosuke Owashi
まかない棚
このシリーズの棚はずっとつくっているのだけれど、毎年ディベロップさせている。今年もなにか改良すべく、再度自分で作成。事務所の賄いとしてつくったので、これは知人のカメラマン宅へ必要とされていないサイン付にて転売。自分の組み立てないといけないところがミソ。IKEAで鍛えられているひとむき。あるいは知人でこの手のことが得意な方むき。
購入希望の方は、こちらへ。近日中にコストを見直す計画があり(思ったよりもコストがかかっているとの製造メーカーからの大クレームにより。)この値段にて購入できるのは3月いっぱいまで。
Steel Table
住宅のクライアントが事務所のテーブルが欲しいということになり製作。不思議とこのテーブルは年に1台ずつくらい売れる。別に売ってないのだけれど。
900×2400 H=730 ウレタン塗装
税込 210、000yen
photo:Daici Ano
Gravity Light #PP
フラットパックの照明や家具シリーズがたくさんあるのだけれど、この照明はそのなかでも実用的でよくできているほう。切り込みをいれただけのPPシートに照明をつけぶらさげるだけ。切り込みからの直接光で照度をとり、その他のシートはグレアカット+天井への反射そして光を拡散させる。
今年も考え続けることをやめてはいけない。
自個生産を続けていこう。